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税理士の仕事

税理士の仕事は普通の人と接点もありますし、ちょっとした中小企業なら顧問税理士がいるでしょうから、仕事内容を知っている人は多そうです。

一言で言うと税金の専門家です。

税務相談に乗るのはもちろんのこと、個人であれば確定申告書作成をお願いしたり、相続が発生したときに相続税の申告書を作成したり、相続税対策を考えたりします。

法人なら会計業務として毎月の記帳代行もしくは記帳指導を行ったり、確定申告書作成・税務調査の立会などもします。

依頼するときのポイントとしては、まず税理士の特徴を摑みましょう。

大きく分けて次の4つに分けられると思います。

1)税理士試験合格者
2)税務署OB
3)大学院を出て税理士試験を免除された人(会計と税法2つの大学院を出ると試験を全く受けなくても税理士になれてしまうというオソロシイ制度です。会計と税法両方免除の人はダブルマスター、片方の人はシングルマスターと呼ばれています)
4)弁護士・会計士など、他の資格を持っていることで税理士登録できる人

当然のことながら(1)の人が一番優秀です。税理士試験は科目選択制ですので、試験合格者の中でも仕事でよく使う科目に合格している人のほうがなお良いです。法人の仕事をするなら法人税を選択した人etc.

(2)の税務署OBは、現役時代担当だった分野には強いけれど、それ以外の税法の知識は弱い傾向があります。ただ、国税査察部(マルサ)出身など、特殊な事情に通じている人もいますし、税務調査の時には税務署側の対応を熟知しているといった理由で頼りにされている人も多いようです。

(3)は基本的には頼んで大丈夫なの?という感じです^^
まあそういうボスのところは大きな事務所でスタッフが充実していたり、仕事面では意外とよかったりもするみたいですが。なかには卒業後に血のにじむような努力をして知識を身につけた人もいると思いますので、全員が全員知識がないと決めつけてしまうのはよくないですね。

(4)のタイプは、やはり税法の知識に不安が残ります。ただ、他のサービス(公認会計士であれば上場支援、弁護士であれば法律顧問など)とセットで頼める便利さはあります。公認会計士は税法の知識が弱いと自覚しているのか、税理士と組んで事務所を経営している人も多く、現実には弱点はカバーされていることがほとんどでしょう。

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