行政書士の方の名刺をもらうといろんな業務が書いてあって混乱することがあります。
会社設立、建設業許可、著作権登録、宅建免許取得、医療法人の手続き、遺言作成、内容証明郵便の作成、農地転用許可取得など。
これでも全部ではありませんが、それほど行政書士の業務は広いです。
許認可系
営業許可は大体行政書士の業務であることが多いのですが、他の法律で制限されている場合はできません(例:労働者派遣業登録は社労士業務)。行政書士の業務としては、建設業許可、宅建免許、風俗営業許可、飲食店営業許可、古物商登録、ファンドの登録などがあります。
文書作成系
内容証明郵便の作成、離婚協議書の作成、遺言作成などがあります。
国際関係業務
日本のビザの取得代行、帰化申請など、語学が得意な人がよくやってます。
依頼のコツ
行政書士は人数が多く過当競争気味なので、新人が安く仕事を請け負ってくれることがあります。簡単な許認可(古物商など)なら、そんな人を探すのも手かもしれません。ただ、営業許可やビザなど、許認可は基本的にはそれがないと仕事ができませんし、許可や認可が遅れれば業務のスタートが遅れて損害が出ることがあります。お店などは月の賃料だけで数十万はザラですから、早く回転できるかは資金繰りに大きく影響します。そういった場合は、少しぐらい高くても経験豊富な行政書士にササッとやってもらったほうが、総合的に考えるとよい選択ではないかと思います。